注文住宅を検討してる人、リフォーム工事を検討してる人、マンションや住宅の売却を検討してる人の多くが利用している「タウンライフ」というサイト。
今回は「タウンライフ」について、詳しく紹介します。
タウンライフとは
タウンライフは「タウンライフ株式会社」が運営しています。
不動産・住宅関連を中心に「一括見積もり」「資料請求」「土地探し」「間取り請求」などのサイトを複数持ちます。
不動産以外には「旅行」や「通販」「サイトM&A」なども手掛けます。
でもやっぱり主軸は不動産関連で、その分野の知識やノウハウは、「不動産系見積もりサイト」の中では、最高峰です。
それだけにプロの仕事の質をしっかり見抜き、審査や指導の質も高くなります。
審査と指導が、しっかりできて初めて「質の悪い業者」を排除できます。
タウンライフは全国に、約880社の優良工務店や、ハウスメーカーを加盟店に持っています。
タウンライフ利用の流れ(イメージ)
「タウンライフ間取り依頼」の利用の流れは、こうです。
- 公式ページから申込み(条件に合った加盟店を選択)
- 選んだ複数の加盟店から、間取りや資料が届く
- 加盟店から電話かメールで、連絡がくる
- 【話を聞いてみたいなら】
⇒ 加盟店と連絡をとり、展示場などに来訪 - 【話を聞かず、断りたい】
⇒ 「今回は見送らせてもらいます」と断れば、それ以上の営業なし
こちらがする事は、タウンライフの公式ページで、フォーマット通りに条件を打ち込むだけです。
お薦めの工務店を、タウンライフが紹介してくれるというサービスではありません。
あくまでも・・
条件を打ち込んで、表示された工務店の中から、自分で選んで資料請求ボタンを押すという流れです。
タウンライフが「完全無料」である理由
タウンライフで上記のサービスを利用し、何社から間取りや資料を請求しようと、いっさい料金はかかりません。
完全無料で利用できるサービスです。
タウンライフは各加盟店からの、成果報酬で運営されてますので。
タウンライフのメリット
タウンライフのメリットには、次のような点があります。
これらを掘り下げてみます。
希望条件を満たしてくれるハウスメーカーに資料を一度で請求できる
ハウスメーカーの展示場をまわるのは楽しいものですが、希望条件に見合った住宅を探すのは大変な労力と時間が必要です。
せっかくの休日も、展示場まわりで潰れてしまいますし、折り合いがつくまで休日は展示場まわりに縛られてしまいます。
タウンライフを利用することで、沢山のハウスメーカーの特徴を知れ、一括で資料をもらうことができます。
完全無料で利用できる
料金については前述したとおり、1円もかかりません。
複数のハウスメーカー、工務店から一括で間取り作成を依頼できます。
しかしタダだからと、現実性がなかったり、希望条件や優先順位が伝わらいような内容で、安易に依頼される方が多いようです。
そうなると、間取り図を書いてくれる会社は少なくなります。
図面を引く人が、イメージしやすいような条件を入力する必要があります。
これじゃ間取りが引けない!
タウンライフから推薦を受けるわけでないので、断りやすい
とある「一括見積サイト」では・・
- ユーザーがネット注文
- ユーザーと見積もりサイト担当者が話し合いヒアリングと提案を受ける
- ユーザーが「話を聞きたい」と申し出た会社をサイト担当者が仲介
- 「契約したい」も「断りたい」もサイト担当者を通して伝えられる
となりますが、タウンライフは違います。
タウンライフは、一切ハウスメーカーとの間に仲介に入りません。
資料が届いた後、ハウスメーカー担当者から連絡が電話かメールでくるだけです。
つまり
- タウンライフ担当者
- ハウスメーカー担当者
どちらとも、人間関係は構築されてなく、断りやすい状況です。
電話がかかってきても
と言って終わりです。しつこくされることはありません。
加盟店の質が良く、しつこい営業をされない
「しつこく営業されない」のは筆者の複数回にわたるタウンライフの利用経験からも言えます。
タウンライフは、全国に約880社の工務店、ハウスメーカーを加盟店にしています。
タウンライフは不動産、住宅に精通している「一括見積もりサイト」です。
それだけに不動産取引のこと、住宅施工のこと、外構施行のことなど、知識とノウハウがしっかりしています。
だからハウスメーカーや、工務店のおかしな施工や相場と合わない価格など、見抜く能力があります。
「一括見積サイト」は加盟店に審査基準を設けると、うたいますが知識がなければ審査もできません。
以前、筆者が依頼した業者さんに聞いた話では・・
「一括見積もりサイトによっては建築の知識がなく、いわゆるIT会社ですよ」
「タウンライフはその点、建築を知ってるからごまかしが効かない」
タウンライフは、厳しい審査とチェックができるので、悪質な業者が加盟店であり続けることは難しい仕組みです。
だから法外な見積もりにもならないし、しつこい営業の心配はいりません。
「満足度三冠」を獲得
2018年、GMOリサーチ株式会社による調査です。
タウンライフのデメリット
タウンライフのデメリットには、次のような点があります。
タウンライフはあくまでも「窓口」のみ
これはメリットでも書きましたが、ユーザーとハウスメーカーの間に入って、要望を伝えてくれたり、断ってくれたりという仲介サポートはありません。
ネット申込画面で、条件を打ち込んでいくと、その条件で対応してくれるハウスメーカーや工務店が表示されます。
ピックアップされたハウスメーカー、工務店をこちらから逆指名で資料請求する仕組みです。
資料が送られた後、ハウスメーカーから直で連絡が入りますが、断るのもこちらでします。
と言えば、それ以上のしつこい営業はありませんが。
匿名での申し込みができない
公式ページから、ネット申込みをする過程で、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどの入力をしなければなりません。
電話が苦手な人は、フリー記入欄に「連絡はメールでお願いします」と記入しておけば、連絡はメールで来ます。
資料を送る都合上、「氏名」「住所」は必須になりますし、書面では伝いきれないこと、間取りを書く上で必要な情報があれば、連絡手段も必要ですので。
地域によって、予算によって対応できる業者数がちがう
タウンライフは全国に880あまりの加盟店を持ってます。
でもやはり、都会地域と田舎とでは、ハウスメーカーや工務店の数が違います。
なので地方によっては、条件を満たすハウスメーカーや工務店の候補が極端に少ないケースもあります。
業者によって積極性がちがう
タウンライフは、往々にして「がっつり営業してくる系」の業者はかなり少ないです。
ハウスメーカーも「他社と天秤にかけられている」ことが解っています。
その中で
- ライバルがいる中から、良い提案で勝ち取ってやろう!
- ライバルが多いだろうから、力を入れても無駄骨を折りそう・・
担当の性格によって、二分されるかもしれません。
各ハウスメーカーには「強み」と「苦手」があります。
例えば
■A社は耐震強度2級が標準装備、B社はオプション料金で施工
■A社は床暖房が標準装備、B社だと高額なオプション料金がかかる
「標準装備でできる」ということは、「得意」「強み」と見て良いです。
ライバルが多くても、ユーザーから上がってきた希望条件が「当社の強みだ!」となれば、「勝ち取ってやろうじゃないか!」となるのではないでしょうか。
タウンライフの口コミ
タウンライフの悪い口コミ
7社問い合わせして、6社は資料郵送のみ、1社はメールで会社のホームページのURLが送られてきただけ。
ホームページなんて既に確認済みでしたし意味ない。
間取りプランなんてものはなかったです。

引用元:https://www.e-kodate.com/bbs/thread/545476/

引用元:https://minhyo.jp/town-life
「土地とセットで提案できます」
「展示会にどうですか?」
「カタログを送ります」とか
金額入れて間取りプラン寄越せよって思ってます。

引用元:https://www.e-kodate.com/bbs/thread/545476/
1、2軒ちゃんと依頼に答えてくれた会社があったのが救いでしたが、軒数としては想像からはかけ離れていました。

引用元:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/545476/2/
タウンライフの良い口コミ
利用して良かったです。
ポイントは備考欄に山ほど要望を書いたことです。
それでもやれる、と思ったハウスメーカー、工務店しかアポを取ってこなかったので
ふるいにかけられた感じですね

引用元:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/545476/1/

引用元:https://minhyo.jp/town-life?page=2
まぁ、担当者ガチャ的な要素は否めない。当方はたぶん比較的 当たり だったと思う。
資料が来たメーカーはそれなりに参考になる。過度な期待はせずに頼むのが良さそう

引用元:https://minhyo.jp/town-life
まぁ、担当者ガチャ的な要素は否めない。当方はたぶん比較的 当たり だったと思う。
資料が来たメーカーはそれなりに参考になる。過度な期待はせずに頼むのが良さそう

引用元:https://minhyo.jp/town-life
口コミまとめ
「悪い口コミ」では、
- リターンがない
- 間取り図が送られてこない
- カタログのみが送られてきた
- 「モデルハウスに来てください」と電話だけ
そんな声が聞こえてきますが、最低限の「情報」を渡さなければ、間取り図は引けません。
例えば・・
- 道路は家の「東西南北」、どの方角に面しているか?
- 駐車場には何台分のスペースが必要か?
- 拘りたいポイントは何か?(優先順位)
⇒「サンルームが欲しい」
⇒「洗濯機と2階ベランダの導線を最短に考えたい」
⇒「屋上をつくりたい」
⇒「中庭が欲しい」
⇒「リビングは広くとりたい」
⇒「床下収納スペースをつくりたい」
⇒「全館空調システムを採用したい」などなど・・
ハウスメーカーから「展示場へお越しください」は、「情報量が足りないからカウンセリングさせて欲しい」ということではないでしょうか。
以下、番外編で、タウンライフの加盟店となってるハウスメーカー担当者の本音の書き込みを掲載します。
【番外編】:タウンライフの加盟店に勤務の方の書き込み
回答は毎回しっかりとしますよ。 しつこい営業も私は全くせず、メール~資料送付のみです。
この辺は会社の方針により様々だと思います。
業者側として言わせていただきたいのは、無茶な要望を書かれても返答のしようがないです。 総予算5000万円以下だが欲しいエリアは土地が2500~3000万円のエリアで、間取りの要望からは軽く50坪はいくような内容、そんなのハッキリ無理です。
エリアが変えられないなら建売りや中古を買ってのリフォームしか無い、そういった事も視野に入れたらどうですか?と正直に回答すると、そのまま無返答だったり、返信のメールで逆ギレされたり・・

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12264878252?query=%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95
どう見ても予算的に不釣り合いだったり、無茶な要望、間取り図を書くには情報量が少なすぎる・・・
リターンがなかったり、カタログだけだったりする原因は、そうした事だったりします。
タウンライフの利用方法
タウンライフ公式ページに行きます。
「見積もり・間取りプラン作成スタート」
「スタート画面です」
「地域を選びます」
「住宅のタイプ、居住人数を選びます」
「間取りとLDKの広さを選びます」
「建物の面積を選びます」
「土地の面積を選びます」
「敷地法令調査を希望するかしないかを選びます」
「希望予算額を選びます」
ここが一番大事です。
この空白の欄にできるだけ詳しい情報や、希望、こだわりを書くことで、設計士は間取り図のイメージを働かせられます。
「設計士や担当者に見せたい画像を添付」
ここから、氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報、土地の所有の有無を入力して終わりです。
その後、候補に挙がったハウスメーカーや工務店が表示されます。
その中から候補をいくつか選んで「間取り」、「資料」を申し込みます。
まとめ
タウンライフについて、概ね解って頂けたでしょうか。
まとめると・・
■タウンライフとは
⇒不動産、住宅関連、旅行、通販を展開するが、とくに不動産に特化した、一括見積サイト
⇒一括見積では、「間取り図」「資金計画(見積もり)」「土地探し(土地提案)」などを受けられる
⇒「満足度」「紹介したい」「使いやすさ」でNO1の三冠
⇒すべてのサービスを無料で提供
■タウンライフのメリット・デメリット
⇒間取りがとどかないことがある
⇒リターンしてくる業者、しっかり提案してくる業者、差が大きい
⇒これらは、ネット注文時に書く「情報量」が少なく、業者は間取りをかけない状況が多い
⇒業者ガチャ、担当者ガチャな側面がある
⇒一括でこちらの条件に手を挙げてくれる会社を探せるので、かなりの時短になる
■タウンライフの利用の流れ
⇒公式ページから注文開始
⇒フリー書き込み欄に、どれだけ希望や条件を書き込むかでハウスメーカーからのリターンの質が変わってくる
⇒注文後、ハウスメーカーから電話またはメールで、連絡あり
⇒気になった提案をしてくるメーカーと、打ち合わせをスタート
⇒気に入らなければ、全部断ってもOK(タウンライフの指導により、しつこい営業なし)
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