【太陽光発電が普及しないのには理由があるはず!?】太陽光発電はつけるべき?やめとけ?

住宅に関わるお金のこと

当記事では、アフィリエイト広告・リンクを利用しています。

2021年4月現在、太陽光発電を導入している住宅は約1割と言われています。

1992年、エネルギー自給率を高めるため、電力会社と政府によって太陽光発電の普及促進を積極的におこなった事で、2,000年代初めには日本は太陽光発電の分野で世界一までになりました。

しかし2023年の今ではその座も失い、住宅系太陽光発電のシェア率は足踏みしています。

それは何故でしょう?

以下、その理由についてお話していきます。

日本で太陽光発電が普及しない5つの理由

日本で太陽光発電が普及しない理由は、大きく次の5つです。

  • 導入コストが高い
  • 国からの補助金が終了した
  • 維持費が高そう
  • 売電価格が下がっている
  • 費用対効果が解りにくい

これらについて、掘り下げてみます。

導入コストが高い

太陽光発電の導入コストは、ひと昔前より大分安くなりました。

それでも軽自動車1台分くらいの、価格になることが殆どです。

とは言え、太陽光発電は同じ面積やパネル枚数なのに、導入コストがかなりバラつく商品です。

太陽光発電の価格を見る時、「1キロワットの発電にいくらかかるか?」という見方をする「1キロワット単価」が使われます。

経済産業省によると、2021年の住宅用太陽光発電導入にかかる金額は1キロワットあたり平均28万円です。

これから導入を考えている人は、平均額28万円/1kwを中心に「高い」「安い」を判断してみてはいかがでしょうか。

キロワット単価は、太陽光発電システムの導入コストを発電量で割って算出します。

国からの補助金が終了した

2013年3月まで、国は太陽光発電の普及を進めるため導入に補助金を出していました。

国からの補助金がなくなると、それまでの勢いはいっきに失速していきました。

太陽光発電って
国の補助もなくなって、元をとるのが難しくなったんだよね

という認識が高まりましたが、今では国からの補助金がなくなっても、以下のような「良くなった点」もあります。

  • 都道府県、区市町村からの補助金が出る
  • 国の補助金が出てた2013年当時と比べると、大幅に価格が下がった

特に価格は、当時300万円から400万円していた価格も100万円を切るなど、大きく値下がっています。

地方自治体の補助金については、各自治体により違ってきます。地元自治体のホームページなどで確認してみましょう。

維持費が高そう

経済産業省によると、太陽光発電のメンテナンスは、3~5年に1回行うことが推奨されてます。

費用は3万5千円が平均相場とされますが、部品交換などの必要があればそれらの費用も加わります。

メンテナンスを怠って罰続を受けることはありませんが、効率的な発電や安全面からみても、メンテナンスは必ずやるべきでしょう。

またパワーコンディショナーは、20年に一度の交換が推奨されています。経済産業省によると費用相場は29万2千円が平均相場としています。

まとめると、1キロワットあたりのメンテナンス費用(パワコン交換も含む)は

4,670円/kw/年

となります。

参考:経済産業省

売電価格が下がっている

売電価格が年々下落している傾向にあり、2023年度は16円と2022年を1円下回っています。

このことから、太陽光発電の導入とともに、電気プランの見直しが必要です。

電気代のプランを

  • 夜の電力が安く
  • 昼の電力が高い

などにして、電気代節約に努めます。

電気代が高い昼は、太陽光発電の電力で賄い

使用電力を上回る発電があれば、それを売電します。
⇒昼は仕事で家に居ないとなると、大半の電力は売電にまわります

こうしたプラントの抱き合わせで行えば、電気代は大きく節約できることは間違いありません。

費用対効果が解りにくい

太陽光パネルの設置には、ネガティブな噂もあったり、費用対効果を調べるにも漠然としていて解りにくいという問題があります。

費用対効果とは「かかった費用」に対して、どれくらいの「利益を得られるか」の指標です。

(売電収入+電気料金削減分)÷(設置費用+ランニングコスト)=費用対効果

実際にあった、あるお宅の例で言うと、次のようになります。

  • 年間節約額  78,000円
  • 売電収入   130,000円
    ⇒2019年導入で売電価格は1kw=26円
  • 設置費用   274,000円
    ⇒設置費用+ローン金利を年間に換算
  • ランニングコスト  28,020円
    ⇒平均値の「4,670円/kw/年」にならって計上
    ⇒発電量は6kw

(78,000円+130,000円)÷(274,000円+28,020円)=0.68

となり、費用対効果は「プラスマイナス0」を表す「1」を割り込みマイナスとなりました。

これは、実際にあった「太陽光発電の失敗例」です。

失敗の理由は設置費用が高額であった為ですが、複数社からの相見積もりをしなかった事が一番の原因でした。

太陽光発電を導入したお宅の生の声

当サイトで、太陽光発電を導入した方々へアンケートをしてみました。

それらの声をピックアップして掲載していきます。

まこさん 取り付けタイミング 他のリフォームと一緒に
パネル枚数 12枚
年齢 44歳 設置費用 180万円
蓄電池の導入 しない 発電量 3.6kw
太陽光パネルメーカー 長州産業 1kw単価 500,000円 
年間の節約額
(導入前と比較)
6万~8万円
導入した理由 ホームセンターをウロウロしていた時に、太陽光の勧誘があり興味があったから話を聞いたところ、設置することになった。
■太陽光発電業者の印象 見積書がとても分かりやすかった。日本のメーカーが良かったけど、海外メーカーの良いところもきちんと教えてくれて納得ができた。
■お薦め度やアドバイス 我が家は旦那さんが電気代にシビアなので太陽光を導入して月々の電気代を少しでも安くできたらと思って導入しました。太陽光もメリットが多い分、デメリットもたくさんあるので、それを納得下上で設置をすると良いと思います。

発電量に間違いがなければ、キロワット単価が50万円と導入コストは少しお高めですが、200万円を切る金額なのと、節約もしっかりできています。

けんさん 取り付けタイミング 新築購入時
パネル枚数 26枚
年齢 47歳 設置費用 120万円
蓄電池の導入 なし 発電量 4.55kw
太陽光パネルメーカー ソーラーフロンティア 1kw単価 263,736円
■年間の節約額
(導入前と比較)
新築導入の為、比較対象なし
■導入した理由 電気代削減の為
■太陽光発電業者の印象 製品に詳しく満足
■お薦め度やアドバイス 太陽光はお勧めする。
数社(3社〜4社)に相見積もりをした方が良いです。

新築での導入は、ハウスメーカーにお願いしてしまいがちですが、複数社への相見積もりを推奨しています。

ななさん 取り付けタイミング 新築購入時
パネル枚数 8~9枚
年齢 34歳 設置費用 122万
蓄電池の導入 なし 発電量 4.5kw
太陽光パネルメーカー パナソニック 1kw単価 271,111円 
■年間の節約額
(導入前と比較)
新築導入の為、比較対象なし
導入した理由 太陽光に詳しい人に聞いたら、工務店が提示してくれている見積りが相場より安くてオススメと言われたため
太陽光発電業者の印象 説明が分かりやすく、やり取りがスムーズでした
■お薦め度やアドバイス 相場より高くないところであればお勧めします。光熱費も高くなってきたので、太陽光発電があれば安心かと思います。

昨今の電気代高騰で太陽光はおすすめするが、導入コストを抑えることを推奨しています。

最様さん 取り付けタイミング 途中導入
パネル枚数 8枚
年齢 48歳 設置費用 150万円
蓄電池の導入 なし 発電量 5kw
太陽光パネルメーカー 長州産業 1kw単価 300,000円
■年間の節約額
(導入前と比較)
6万円から9万円
■導入した理由 電気代が値上がりし、FIT制度の買い取り価格が低下していっている中で、家計への負担を低減するためには今しかないと思って一念発起して導入しました。
■太陽光発電業者の印象 パネルの取り付けにあたり、屋根の骨組みの位置を屋根裏にも入って確認し、アンカー設置位置を決めてくれたのは良かったが、テレビアンテナ線の移設がずさんで、固定が不十分だった点が残念。
■お薦め度やアドバイス 家を建てた大工さんやハウスメーカーを通して施工することをおすすめします。構造を知っているので施工が確実なこと。保証の範囲等で揉めることがないので

屋根をはじめ家の構造を熟知しているハウスメーカーを通しての導入をお薦めしています。

さちさん 取り付けタイミング  他部分のリフォームのタイミング
パネル枚数 4枚
年齢 51歳 設置費用 70万円
蓄電池の導入 導入した 発電量 不明
太陽光パネルメーカー シャープ 1kw単価 ー 円 
年間の節約額
(導入前と比較)
1年間で約7万円から8万円
導入した理由 自分の家は南向きなので太陽光発電を進められて屋根に設置しようと思った。
■太陽光発電業者の印象 地元の業者だったので、とても話しやすくて安心の価格でやってくれとても満足
■お薦め度やアドバイス 設置費を考えたら、やはり返済するのに10年は必要だと思う

南向きの家という事で、発電効率が良さそうです。発電量が不明なのが残念です。

snowmanyjmkkさん 取り付けタイミング 途中導入
パネル枚数 20枚
年齢 33歳 設置費用 152万円
蓄電池の導入 なし 発電量 4.94kw
太陽光パネルメーカー パナソニック 1kw単価 307,692円
■年間の節約額
(導入前と比較)
年間12万くらい
■導入した理由 キャンペーンがあった事と以前から興味がありタイミングがあったので導入を決めました。
■太陽光発電業者の印象 見積もりは470万だったが、キャンペーンにより152万円で導入できた。工事まではスムーズな対応だったが工事後のフォローがない
■お薦め度やアドバイス 導入するのであれば蓄電池も一緒に導入した方がいい

導入コストは上がりますが、蓄電池の未導入が後悔した点でしょうか。

みくさん 取り付けタイミング 新築購入時
パネル枚数 24枚
年齢 30歳 設置費用 約1,500,000円
蓄電池の導入 しない 発電量 5.5kw
太陽光パネルメーカー 京セラ 1kw単価 272,727円 
年間の節約額
(導入前と比較)
新築導入の為、比較対象なし
導入した理由 流行りにのりたかったから
■太陽光発電業者の印象 親身に相談に乗ってくれ満足
■お薦め度やアドバイス 今は売電価格が下がっているのでおすすめはしない

コストパフォーマンスが良い導入に見えます。売電価格が下がっている今はおすすめしないようです。

missyuさん 取り付けタイミング 他のリフォームと一緒に
パネル枚数 52枚
年齢 46歳 設置費用 400万円
蓄電池の導入 あり 発電量 5.72kw
太陽光パネルメーカー ソーラーフロンティア 1kw単価 699,300円
■年間の節約額
(導入前と比較)
発電のみの売電価格だけで、年間4,5万円くらい
■導入した理由 子供の成長に合わせ、電気料金の高騰することが分かっていたので。また太陽光発電の売電にも興味があったため。停電時の保険ではないが、安心材料の一つになるため
■太陽光発電業者の印象 住宅メーカーにて発注した。コストは割高だが、アフターメンテナンスを含め良かったと思う。
■お薦め度やアドバイス 元を取りたいと思っているのならおすすめしない。停電等の発災で不安に思うなら蓄電池を含めてオススメします。

電気代の節約より、災害対策にお薦めしています。

ちゃーおんさん 取り付けタイミング 新築購入時
パネル枚数 15枚
年齢 32歳 設置費用 130万円
蓄電池の導入 しない 発電量 6kw
太陽光パネルメーカー JinkoSolar 1kw単価 216,666円 
年間の節約額
(導入前と比較)
新築導入の為、比較対象なし
導入した理由 売電の金額がドンドン下がっている中だったけど、まだまだシッカリと売れる時期だったので。
■太陽光発電業者の印象 ギリギリだったのに素早く申請手続きをしてくれて、売電価格が下がる前に導入できて満足
■お薦め度やアドバイス 蓄電池も一緒に導入するようにオススメします

蓄電池の導入をしなかった分、蓄電池の導入を推奨しています。

fumiakiさん 取り付けタイミング 新築購入時
パネル枚数 12枚
年齢 36歳 設置費用 400万円
蓄電池の導入 あり 発電量 4.3kw
太陽光パネルメーカー HUAWEI 1kw単価 930,232円
■年間の節約額
(導入前と比較)
新築導入の為、比較対象なし
■導入した理由 電気代の高騰
■太陽光発電業者の印象 説明が丁寧で、わからないこともうやむやにせず、しっかり調べてくれ、非常に満足
■お薦め度やアドバイス 導入費用と回収率が見合うかというところで、勧めるかどうかは迷う。これからの時代、電気代が高くなるのは仕方ないので何かの対策は必要になってくるとおもう。

キロワット単価でみると導入コストは高めですが、太陽光発電業者の丁寧な対応には満足しているようです。

まーちゃんさん 取り付けタイミング 中古物件購入時
パネル枚数 42枚
年齢 56歳 設置費用 450万円
蓄電池の導入 なし 発電量 10.5kw
太陽光パネルメーカー パナソニック 1kw単価 428,571円
■年間の節約額
(導入前と比較)
物件購入時の導入の為、比較対象なし
■導入した理由 全量売電をおこない、電気代を少なくしたい
■太陽光発電業者の印象 リフォーム会社設置であるため、たかい技術だった
■お薦め度やアドバイス すすめます。初期投資がかかりますが、ながい年月で検討したら、銀行にお金をあづけるよりも、はるかに利がよい

太陽光発電の節電効果を投資に見立てると、確かに良い投資になりそうです。

スーさん 取り付けタイミング 他部分のリフォームのタイミング
パネル枚数 36枚
年齢 38歳 設置費用 120万円
蓄電池の導入 いいえ 発電量 3.96kw
太陽光パネルメーカー シャープ 1kw単価 303,030円
■年間の節約額
(導入前と比較)
年間で10万ほど
■導入した理由 最近電気代が上がり少しでも減らしたかった
■太陽光発電業者の印象 シュミレーションを丁寧にしてくれ満足
■お薦め度やアドバイス 太陽光発電システムは地球にも財布にも優しいので導入すべき

「地球にやさしい」というエコ意識が導入の理由の一つという方が、アンケートを通して多かった意見です。

今の制度で太陽光発電を成功させる為に欠かせない2つの条件

太陽光発電の成功のカギは

いかに導入コストを安くし、

いかに発電量を増やすか、

です。

当たり前すぎる話なのですが、この実現は「業者の力量次第」と、他力に頼る他ないので難しいのです。

例えば前述した「費用対効果が解りにくい」に記した、失敗例のお宅ですが,

実は見積もりでは、もっと沢山の発電量が予定されていました。

しかし、いざ太陽光パネルの設置工事を始めると、太陽光パネルが予定枚数乗らないという痛恨の調査ミスが発覚したのです。

当然、ここで設置コストの値引きが行われ、業者の言うことを鵜呑みに工事に入ったのですが、長い目で見ると、導入コストの値引きくらいでは損失が埋まりませんでした。

なんで見積もり調査と、工事時の相違がでるの?

その原因の多くは、太陽光発電業者が営業専門の会社で、施工業者は別会社に依頼しているので、営業会社の見積もりが正確でない場合があるからです。

確実に安く、施工のプロ集団を探すには?

上の例のように、高い導入コストを支払わされたり、見積もりどおりの発電量にならなかったり・・

業者選びは慎重に行わなくてはなりません。

太陽光発電は、業者選びが「成功」「失敗」の鍵を握ると言っても大げさじゃありません。

業者は1社で商談するのでなく、必ず相見積もりをとらないといけません。

相見積もりとは
複数の業者に見積もりをとり比較することです

1社だけでの商談は、高確率で必要以上に高い買い物になってしまいます。

そこで利用すべきが、一括見積サイトです。

一括見積サイトを利用する、1番の理由は

選択肢から悪徳業者を排除するためです。

太陽光発電のような大きな金額が動く業界では、残念ながら詐欺まがいの悪質業者が存在します。

一括見積サイトの多くは、厳格な審査やクレームなどの声から、悪質な業者が加盟できないようなシステムになっています。

それでも、完全には排除はされません

完全に排除されないのは、厳格な審査もなく、クレームの声にも反応しない一括見積業者も、少なからず存在するからです。

では、どんな一括見積サイトを選べば良いか?です・・

数多くある「太陽光発電業者の一括見積サイト」ですが、お薦めは「ソーラーパートナーズ 」の一択です。

「他の一括見積りサイトが悪い」っていうことはありませんが、「ソーラーパートナーズ」は、ずば抜けて業者の質が良いからです。

先ほど、一括見積サイトを利用した方が良い一番の理由は

選択肢から悪徳業者を排除できるため

と書きました。

では多くの一括見積サイトの中で、ソーラーパートナーズを利用した方が良い一番の理由は、

良質な業者の中でも、「自社施工をする会社」だけを加盟店にしているからです。

「自社施工する会社」
ってどういうこと?

太陽光発電を販売する会社は、2種類あります。

  • A:自社で、営業から施工まで行う会社
  • B:営業だけを行い、施工は別会社に請け負わせる会社

営業会社から、太陽光発電システムを購入すると、どうしても1社多く関わるのでマージンが発生します。

ちなみに「ハウスメーカー」は、もちろん施工会社ではありません。

この仕組みの違いだけで、同じ工事でも大きな金額差ができます。

さらに、ソーラーパートナーズの業者への加盟審査は大変厳しく

  • 第二種電機工事士以上の資格者が在籍しているか
  • 5年以上の現場経験がある現場監督が在籍しているか
  • 100棟以上の工事実績があるか

など、細かく審査しています。

太陽光発電の一括見積りサイトでは、4年連続で実績がナンバーワンと信頼も高いです。

コメント